有田焼の副久GOSUが選ばれる理由について
佐賀県で昭和28年より代々3代続いている窯元です。
藍色の美しさと手仕事に、とことんこだわり出来た商品がGOSUになります。
名前でもある、ごす(呉須)青色の絵具は、昔から使われた名前です。
ほとんどの窯元さんが必ずと言って使われています。
絵の具の発展は江戸時代初期に中国より有田にもたされたと考えられており、今日では、特定の産地にとどまらず広く陶磁器に使われています。
その中の呉須という絵の具(顔料)に、あおにこだわってうつわ作りを続け、副久独自の「GOSU 1.0 – 5.0」五種のあおを開発しました。
GOSUの出来るまでをご説明いたします。
① 型をつくる。
まず、石膏で型を造ります。
ほとんどの窯元さんが型は外注されます。
② 生地づくり。
陶土をドロドロにして、1個1個丁寧に流しながら作っていきます。
時間がきたら、型から外して周りを綺麗に水ふきをしていきます。
何回か使ったら、中が湿った状態になるので天気のいい日は外で型が
並んでいたりします。
③ 素焼をする。
素焼をする前の生地は、つかんだだけで、ムニュとなるぐらい柔らかい
状態です。それを一度、900℃の温度で7時間程、窯で焼いたら
コンコンと音がするような硬さになります。
これで、絵付けが出来る状態になりました。
④ 色をつける。
呉須の色(あお色)と言っても何種類もあります。
鮮やか色、渋い色など、その中でもGOSUの青は、GOSUの色をつける為に
研究して独自の色を作りました。
だみ筆と言う名前の大きな筆で絵具を少しづつ流して色をつけていきます。
筆で流したところが、素敵な模様に変わっていきます。
少しでも、気を抜いたら変なところに絵の具が流れていくので
根気よく、気が抜けないところです。
⑤ 釉薬をかける。
釉薬にも色んな種類の釉薬があります。
その中で、GOSUが一番鮮やかにあお色が出る釉薬を使っています。
大きな器の中に、たっぷりと釉薬を入れ一個一個丁寧に釉薬をかけて
いきます。
⑥ 本窯に入れる
いよいよ、最後の工程です。
1260℃の温度で13時間ぐらい、1時間ごと徐々に温度を上げていきます。
⑦ 研磨する
皆さんのお手元に届くまでには、テーブルに傷がつかないようにしています。
最後に
1つ1つを、昔ながらの濃みという技法で色をつけています。
季節や気温により、色の微妙な変化もまたGOSUの特徴と言えるかも
しれません。
1つ1つを丁寧にお造りしています。
毎日が楽しく仕事をさせていただています。
購入特典!
お買い求めいただいたお客様に限り5段階のあおのグラデーションが
特徴の箸置
税込4,968円(5本セット)のうちの2本をプレゼントいたします。
色はお任せください。