現在、香港SOGOにて展示販売が開催中です。
株式会社HULSさんが我戸幹男商店、丸嘉小坂漆器店、副久製陶所の三ブランドを酒器や茶器を中心に展示されています。
2017年10月25日(水)〜2017年11月7日(火) 10:00〜22:00
「和楽展〜ARTS & CRAFTS〜」
SOGO Hong Kong CAUSEWAY BAY 10/F
現在、香港SOGOにて展示販売が開催中です。
株式会社HULSさんが我戸幹男商店、丸嘉小坂漆器店、副久製陶所の三ブランドを酒器や茶器を中心に展示されています。
2017年10月25日(水)〜2017年11月7日(火) 10:00〜22:00
「和楽展〜ARTS & CRAFTS〜」
SOGO Hong Kong CAUSEWAY BAY 10/F
2017.11.06 | 展示会のお知らせ
副久GOSUをお取り扱いいただいているHULSさんのギャラリーがシンガポールにてオープンされました。日本の伝統工芸品を素敵な空間でご紹介いただいています。
日本の伝統工芸品の製作者を素敵に写し、丁寧に紹介されている
KOGEI STANDARDも是非ご覧いただければと思います。
下記ホームページはこちらから
2017.10.05 | その他
①型をつくる。
②生地を造る。
③素焼きをする。
④色をつける。
⑤釉薬をかける。
⑥本窯に入れる。
⑦研磨する。
この順序で行ないます。
最初は歴史を少しだけ、ご説明いたします。
実際に焼物が焼かれたのは1598年に朝鮮から連れてこられた陶工が陶器を焼いた説、1640年~1650年頃(蓮池藩主)鍋島直澄公が藩の政策で振興した説があります。日本で最初に磁器が焼かれたのが、やはり朝鮮の陶工(李参平)が有田の泉山で磁器の原料を発見した1616年以降ですので生産している磁器が焼かれたのは鍋島直澄の頃だと思われます。
そこから、絵具の発展は江戸時代初期に中国より有田にもたされたと考えられており、今日では、特定の産地にとどまらず広く陶磁器に使われています。
その中の呉須という絵具(顔料)に、あおにこだわってうつわ作りを続け、副久独自の「GOSU 1.0 – 5.0」五種のあおを開発しました。
呉須とは、あおは淡いものから濃いもの、味のある渋いあおからはっとするような鮮やかなあおまでさまざまな表情があります。
GOSUの出来るまでをご説明いたします。
まず、石膏で型を造ります。
ほとんどの窯元さんが型は外注されます。
陶土をドロドロにして、1個1個丁寧に流しながら作っていきます。
時間がきたら、型から外して周りを綺麗に水ふきをしていきます。
何回か使ったら、中が湿った状態になるので天気のいい日は外で型が
並んでいたりします。
素焼をする前の生地は、つかんだだけで、ムニュとなるぐらい柔らかい
状態です。それを一度、900℃の温度で7時間程、窯で焼いたら
コンコンと音がするような硬さになります。
これで、絵付けが出来る状態になりました。
呉須の色(あお色)と言っても何種類もあります。
鮮やか色、渋い色など、その中でもGOSUの青は、GOSUの色をつける為に
研究して独自の色を作りました。
だみ筆と言う名前の大きな筆で絵具を少しづつ流して色をつけていきます。
筆で流したところが、素敵な模様に変わっていきます。
少しでも、気を抜いたら変なところに絵の具が流れていくので
根気よく、気が抜けないところです。
釉薬にも色んな種類の釉薬があります。
その中で、GOSUが一番鮮やかにあお色が出る釉薬を使っています。
大きな器の中に、たっぷりと釉薬を入れ一個一個丁寧に釉薬をかけて
いきます。
いよいよ、最後の工程です。
1260℃の温度で13時間ぐらい、1時間ごと徐々に温度を上げていきます。
皆さんのお手元に届くまでには、テーブルに傷がつかないようにしています。
1つ1つを、昔ながらの濃みという技法で色をつけています。
季節や気温により、色の微妙な変化もまたGOSUの特徴と言えるかも
しれません。
1つ1つを丁寧にお造りしています。
毎日が楽しく仕事をさせていただています。
8月末までにお買い求めいただいたお客様に限り5段階のあおのグラデーションが
2017.06.22 | 吉田焼の歴史