写真は吉田焼400年記念モニュメントです。
吉田焼の歴史をも古く、ご説明したいと思います。
吉田焼の始まりについてはいろんな説があります。吉田中学校」の西側にある陶石は1577年に
発見されたことになっていますが、実際に焼物が焼かれたのは1598年に朝鮮から連れてこられた
陶工が陶器を焼いた説、1640年~1650年頃(蓮池藩主)鍋島直澄公が藩の政策で振興した説
があります。日本で最初に磁器が焼かれたのが、やはり朝鮮の陶工(李参平)が有田の泉山で磁器の
原料を発見した1616年以降ですので吉田で今、生産している磁器が焼かれたのは直澄の頃だと
思われます。